月を詠み、心を結ぶ、
祈りの二日間。
九月の終わり、夜の風に秋の気配が混じる頃。
知らない誰かの音に足を止め、火を囲んで言葉を交わし、
風に揺れる木々の向こうで誰かの笑い声が聞こえる。
そんな、名前のつかない時間を。
夜が深くなるほど、
音楽と人と自然の境目はほどけていく。
祭とはきっと、予定された出来事ではなく、
同じ時、同じ場所に集まった人たちが
二度と同じ形では訪れない瞬間を、一緒に生きること。
千葉が 900 年という時を刻む 2026 年。
世界へ空がひらく成田の地で、
またひとつ、新しい物語がはじまります。
Why Tsukuyomiなぜ、月詠なのか。
月は、夜を照らすだけの存在ではない。
満ち欠けを繰り返し、すべての生命にリズムを与え、古来より祈りや暦、物語の中心にあった。 月を詠み、月に祈り、月とともに生きる。それが、日本人の美しい感性であり、智慧。
満ちては欠け、欠けては満ちる。終わりは、次の始まり。
この循環こそが、私たちに「再生」の希望を教えてくれる。
Harmony自然との調和
月は、海の満ち引きや植物の営み、人の心や体のリズムにも影響を与えている。
Prayer祈りの対象
月は古来より神聖な存在として信仰され、多くの神社や祭祀が月とともにある。
Aesthetics日本の美意識
和歌や俳句、能や舞、名月を愛でる文化。月は日本の美意識の中心にある。
Rebirth再生と未来
月のように、何度でも巡り、何度でもやり直すことができる。それが私たちの未来。
First Quarter · 上弦挑戦
祭は、観るものから、つくるものへ。
月詠祭には、「観客」という名前の席はありません。音を鳴らす人。舞う人。語らう人。静かに祈る人。 そして、ただそこにいて、同じ月を見上げる人。そのすべてが、この祭の一部です。
立場も、国も、年齢も越えて。それぞれの「個」が、ひとつの「円」へ。
完成された祭に集まるのではなく、集まった人たちによって、祭が完成していく。
Full Moon · 満月調和・感謝
木の根という土地で。
この一角の地面の下には、八千年分の時間が積もっています。
会場となる木の根の地には、木の根遺跡があります。 いま成田空港の敷地となっている一帯、調査の記録では「空港 No.6 遺跡」。 ここから出土したのは、約八千年前、 縄文時代早期のはじまりの土偶でした。
つまりこの土地には、少なくとも八千年、人が暮らしてきた時間が積もっている。 畑をひらいた人がいて、その前にも、火を囲み、祈り、 小さなかたちを手のひらでこねた誰かがいた。
そして近代。ここは宮内庁下総御料牧場の一部となり、戦後は開拓者が鍬を入れ、 やがて新しい空港の建設地に定められます。 三里塚闘争 ── 空港建設をめぐる、土地と人の長い時間です。
いま、この一角は空港の敷地のただなかに残っています。 鉄道も、県道も、この土地を避けて曲がっている。 地図の上でそこだけ道が迂回しているのは、ここに残ろうとした人たちがいたからです。
この土地の歴史について
三里塚をめぐる歴史は、月詠祭にとって主張や論争の題材ではありません。 この土地に関わってきたすべての人と時間に対する 鎮魂と、 いま在る平和への感謝。 その文脈でのみ、私たちはこの歴史に向き合います。
誰かを責めるためではなく、 この土地の上でいま笑い、音を鳴らし、火を囲めることの重さを、 忘れないために。
- 約八千年前Early Jomon 縄文時代早期のはじまり。この地に人が暮らす。のちに木の根遺跡と呼ばれる場所から、土偶が出土する。
- 戦前Imperial Pasture 宮内庁下総御料牧場の一部となる。広い草地と風の土地。
- 戦後Reclamation 開拓者が入植し、手で畑をひらく。田畑と、暮らしと、集落がここにできる。
- 一九六六年1966 この一帯が、新しい国際空港の建設地に定められる。
- それからの歳月Sanrizuka 三里塚闘争。土地に残ろうとする人たちと、空港をつくろうとする力。木の根にも小屋が建ち、長い時間が流れた。
- いまToday 空港の敷地のただなかに、この一角が残っている。鉄道も県道も、ここを避けて曲がっている。
- 2026.09.26 — 27Tsukuyomi Matsuri その土地の上で、火を焚き、竹に灯りをともし、月を見上げる。
一辺 2〜4.5cm。三角形や扇形をした、板状の小さなかたち。 頭も脚もはっきりとは読み取れない。けれど、乳房のような突起を持つものがある。
一九九六年、千葉県の重要文化財に指定されました。これが見つかるまで、 土偶の起こりはもっと新しいと考えられていた。関東でもっとも古い土偶です。
八千年前、この土地の誰かが、祈りのかたちを手のひらの中でこねていた。 私たちは、その続きに立っています。
世界と日本を結ぶ玄関口、成田から。
日本が大切にしてきた精神や文化を、
懐かしいものとして残すだけではなく、
今を生きる文化として、世界へ。
Lineup出演
音・舞・祈りの担い手たち
出演時間は調整中です。決定次第、公式 Instagram にて発表します。
- JOMON MIND
- TONBO DJ 蜻蛉
- コマリエ 書道 LIVE アート
- VJ Laser Boy 26日午後より
- akira∞ikeda
- KENTA HAYASHI
- KaguyaMika
- 三影 四股舞
- Katakamuii
- TAIKODELICS
- Sho Ishii
- TSUBASA NAKAI
- 彌榮姉妹
Timetableタイムスケジュール(予定)
二日間の流れ
スケジュールは変更になる場合があります。
- 13:00開場・受付開始
- 15:00オープニングセレモニー
- 17:00LIVE / 舞 / 御神事
- 20:00火の儀・音の宴
- 22:00静寂の時間
- 6:00朝の祈り・禊
- 9:00音・舞・語り
- 12:00奉納・体験セッション
- 15:00祈りの輪
- 18:00クロージングセレモニー
- 20:00終了
Grounds会場のゾーン
四神相応のまなびで配された、九つの場
それぞれの過ごし方で、それぞれの “月詠祭” を見つけてください。
高さ 3m の三本柱鳥居。メインステージ正面の中央に立つ、この祭の入口。
白幕に VJ を当てるステージ。音と光が水のない底に落ちる。
火を囲み、語らう場所。夜が深まるほど人が集まる。
御神事と奉納舞のための場。岩戸開き/戸締り。
ひとりで静かに祈るための、いちばん奥の場所。
会場内の既存施設。キャッシュレス(PayPay)対応。
身体をゆるめ、整えるためのエリア。
見守りチームが常駐。この祭に「迷子」という概念はありません。
月を見上げるための高み、そして夜を明かすための場所。
会場には、竹あかり・竹ティピ・松明・茅の輪・簡易鳥居が並びます。竹と薪は木の根の山と仲間の庭から。 装飾のほとんどは、手づくりと持ち寄りで組み上げられます。竹あかりは、来場者と一緒につくるワークショップも予定。
Shops出店
テント 9 張とキッチンカー 1 台
飲食 6・物販 3・美容 2・ヒーリング 1・BAR 1。千葉の畑と、つくり手の手から。
Food飲食
- 彌榮天麩羅千葉県産・無農薬野菜
- 月詠の食卓彌榮むすび/蕎麦粉ガレット/豚汁
- 魔法食堂
- NOMADS BURGER千葉県産豚肉
- オーガニックピザ
- DA'KINE COFFEE BEANキッチンカー/コナコーヒー・マラサダ
Goods物販
- VAGUE VAN VREEZE
- シルクスクリーン
- これもんのこれ市
Beauty & Healing美容・ヒーリング
- ヘナタトゥー
- ヘアメイク
- 回復の泉ヒーリング
BarBAR
- BAR 月詠会場内既存施設/その場でお召し上がりください
Tsukuyomi Ticket月詠チケット
売上のすべてが、出演者へ。
1 枚 1,000 円分。会場内の対象店舗でお使いいただけます。 そしてこのチケットの売上は、全額が出演アーティストへの寄付になります。
有効期限は「月詠祭にて永遠に使用可能」。今年使い切らなくても、次の月詠祭でまた使えます。 額面はオリジナルデザインのイラストで表現されます。
※ 1,000 円未満のお釣りは出ません。超過分は現金等との併用が可能です。
Accessアクセス
木の根ペンション
千葉県成田市木の根 296-1
会場に一般来場者用の駐車場はありません
できるだけ乗り合わせ、または公共交通機関でのご来場にご協力ください。 路上駐車・私有地への駐車は固くお断りします。
Google マップで開く 千葉県成田市木の根 296-1 ※ 上図は位置関係の概略です。距離・方角は実際とは異なります。
京成本線・JR 成田駅、または芝山鉄道 芝山千代田駅が最寄りです。 両駅と会場を結ぶシャトルバス(30 分間隔)を運行予定です。乗り場と時刻は決定次第お知らせします。
会場に一般来場者用の駐車場はありません。芝山千代田駅前駐車場(会場まで徒歩約 15〜20 分)などの 近隣一般有料駐車場をご利用いただくか、乗り合わせでのご来場にご協力ください。
- Shuttle Bus運行予定
- 成田駅・芝山千代田駅 ⇄ 木の根ペンション 30 分間隔(1 時間に 2 本)で運行する予定です。運行時間・乗り場は決定次第お知らせします。
- Nearby Parking
-
芝山千代田駅前駐車場
¥600 / 24 時間・116 台・24 時間入出庫可・会場まで徒歩約 15〜20 分。
※ 月詠祭専用・提携の駐車場ではありません。満車の場合があります。現地の掲示料金が優先されます。
- Weather
- 雨天決行 警報が発表された場合のみ中止とします。夜は冷える可能性があります。
- Entrance
- 入場無料・どなたでも 年齢も、肩書きも、立場も越えて、どなたでも自由にご参加いただけます。
Before You Comeご来場のみなさまへ
当日を心地よく過ごしていただくために
持ち物のおすすめ
- 動きやすい服装・履き慣れた靴
- 羽織やタオル (夜は冷えることがあります)
- マイボトル・マイカップ (環境に配慮して)
- レジャーシートや敷物 (自由にお使いください)
- 虫よけ・日除け対策
- あなたの祈りや想い
お願い
ゴミは各自でお持ち帰りください
自然豊かな会場を未来へつなぐため、ゴミはすべてお持ち帰りをお願いいたします。
静かに過ごす時間も大切に
音楽や演出を楽しむ時間もあれば、祈りや静寂を感じる時間もあります。場の空気を尊重し、思いやりのある行動をお願いいたします。
火のそばでは、ゆっくりと
会場には焚き火や松明があります。お子さま連れの方は特に、火のまわりでの行動にご注意ください。
みんなでつくる、やさしい祭り
初めての方も、おひとりの方も、どなたでも安心して楽しめる場にしたいと思っています。困ったことがあれば、スタッフまでお気軽にお声がけください。
New Moon · 新月再生
千葉開府 900 年を祝い、
そして 1000 年、その先の未来へ。
今この瞬間を祝い、今ここにいる人たちと心を結び、未来へ残る波を。
月を見上げれば、遠く離れた場所から来た僕らも同じ光の中にいる。
この夜がいつか、あなたの記憶の中の美しい月になりますように。
九月の終わり、月の下で逢いましょう。
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この祭を、一緒に。
協賛・出店・運営スタッフ・記録(写真/映像)など、月詠祭は今も仲間を探しています。 与える人と受け取る人を分けるのではなく、それぞれができることを持ち寄って、ひとつの大きな「和」を描いていく。
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